NHKニュースで放送されたシンギング・リンの響き


東京 日比谷公園で追悼の催し

※ NHKサイト 3月11日 20時1分

 

震災の発生から1年の11日、東京の日比谷公園では音楽家の坂本龍一さんや市民団
体が参加する追悼の催しが開かれ、集まった若者などおよそ4万5000人が震災の
発生時刻に黙とうして、亡くなった人たちを追悼しました。

この催しは震災の犠牲者を追悼するとともに、震災や原発事故後の社会の在り方を考
えようと50の個人や団体が共同で開いたもので、東京・千代田区の日比谷公園に
は、若者を中心におよそ4万5000人が集まって、ミュージシャンのライブ演奏や
トークイベントが行われました。
そして、震災の発生時刻の午後2時46分には、作家で環境保護活動家のC.W.ニ
コルさんの呼びかけで全員が黙とうし、震災で亡くなった人たちを追悼しました。
トークイベントでは、原発事故をテーマにしたドキュメンタリー映画をつくった映画
監督の岩井俊二さんが「日本には最後の事態まで考えたマニュアルがなかった。今、
再び同じことが起きても大丈夫なのか疑問だ。今回の事故は経済だけでなく欲望まで
グローバル化した結果であり、僕らの生き方、工夫が問われている」と話しました。
また、坂本龍一さんは「震災は日本が抱えていた問題を浮き彫りにした。この教訓を
忘れず、自分たちの生き方を見直す機会にしていきたい」と話し、集まった人たちは
熱心に耳を傾けていました。